社会保険労務士法人アーリークロスの社労士ブログ

2024.06.11

「隙間バイトアプリで労災が起きたら?」

こんにちは!福岡市にあります社会保険労務士法人アーリークロスです。
今回は、今話題の隙間バイトアプリの利用者の労災についてお話しします!

人手不足が深刻化している昨今、空いた時間に気軽に働くことができる「隙間バイトアプリ」が話題になっていますよね。面倒な契約手続きもなく、人手が欲しい時だけ、時間のある人に来てもらうことができるとても便利な仕組みだと思います。便利な一方、労災が起きてしまった場合には対処に困ってしまうかもしれません。どう対処したら良いのでしょうか?

①隙間バイトアプリの契約はどうなってるの?

 隙間バイトアプリの多くは、労働者と会社をつなぐプラットフォームを提供しているにすぎず、実際の契約については直接労働者と会社(雇用主)で行うこととなっています。
 雇用契約は契約書を交わさずとも、アプリ上や口頭でも契約は成立し、会社側の指揮命令を受けて働く場合は雇用契約があるとみなされます。
 業務委託としている場合でも、会社の指揮命令下にある場合には、実態を基に判断されるため、雇用契約があると判断されることがあります。

②労災が起きた場合どうすればいい?

 上記①で雇用契約とされる場合、自社の労災保険を使って労働基準監督署に労災申請を行います。
 アプリ上では個人情報を開示してないケースが多いので、履歴書に記載されているような最低限の情報はアプリ利用者から取得しておくことが望ましいです。
 また、労災が発生し、申請を行わないことは労災隠しにも繋がってしまいます。本人が労災での受診を拒んだ場合であっても、原則として労災保険の利用を促す対応をしてください。

③アプリ利用者分の労災保険料の支払はどうしたらいい?

 労災保険の保険料は、全額が会社負担となります。
 毎年7月に労働保険の年度更新申告を行う際、隙間アプリ利用者に支払った賃金額も含めて申告を行います。
 申告時に忘れないよう、毎月のアプリ支払い明細などを確実に保管しておきましょう。

社会保険労務士法人アーリークロスでは現在、労働保険年度更新及び社会保険算定基礎届のスポット対応を受けて付けております!隙間バイトアプリを使っていて、労働保険年度更新の対応が難しくなってしまった事業者様、ぜひ一度ご相談ください!
 

お読みいただきありがとうございました。
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